動作が遅くなったDELLのノートパソコン INSPIRON 15R N5110 を、HDDからSSDへの換装とメモリ4GB→8GBの増設、Windows 7からWindows 10へのアップグレードで、見違えるほど快適に使えるようにしました。神奈川県のお客様からの配送修理です。
お預かり時の症状
パソコンの動作が遅いので速くしたい。あわせて、サポートが終わるWindows 7からWindows 10にしたい、というご依頼でした。
診断結果・原因
動作の遅さの主な原因は、HDD(ハードディスク)の読み書きの遅さでした。メモリも4GBと少なく、Windows 10を快適に使うには容量が足りない状態でした。
この機種は、DELLのノートパソコンには珍しく、マザーボードを取り外さないとHDDを交換できない構造です。以前に同じ機種を修理した経験があったため、分解の手順を確認したうえで作業に入りました。
作業内容
- 本体を分解し、マザーボードを外してHDDを取り出す
- HDDの中身をSSDへまるごとコピー(コピーの間に、CPUファンなど内部の清掃)
- SSDのパーティションを調整して組み込み、起動を確認
- 起動を確認してから、メモリを4GBから8GBに増設(デュアルチャンネル化)
- Windows 7のままドライバ・ソフトを更新し、プリンターなどの設定を確認してからWindows 10へアップグレード
- アップグレード後に、ドライバ・Windows・メーカーのソフトを最新版に更新
- 各部の動作確認と調整、外装の清掃、作業報告書と使い方のコツをまとめた資料を作成
SSD換装とメモリ増設を同時に行わず、SSDで起動を確認してからメモリを増設しているのは、修理では「2つの変更を1度に行わない」ことが大切だからです。万一不具合が出ても、原因をすぐに切り分けられます。
作業日数・費用
- 機種:DELL INSPIRON 15R N5110(ノートパソコン)
- ご依頼:神奈川県・配送修理
- 作業時期:2019年7月
店主のひとこと
SSDへの換装とメモリの増設で、起動もソフトの動きも見違えるように速くなりました。古いパソコンでも、部品を替えるだけで買い替えずに快適に使えることがよくあります。
なお、Windows 10は2025年10月にサポートが終了しています。この世代のパソコンはWindows 11の動作要件を満たさないものが多いため、現在は「今のパソコンをどう使い続けるか」「買い替えるならどれがよいか」もあわせてご相談をお受けしています。お気軽にお問い合わせください。
