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中古パソコンを買う前に、修理店が必ず確かめること

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中古パソコン選び修理店が必ず確かめること

中古パソコンは、同じくらいの価格でも、性能や状態に大きな差がある商品です。

値札の「Core i7」や「Windows 11搭載」という表示を見て、これで十分なのか迷う方もいると思います。

まず確認したいのは、Windows 11に正式対応しているかどうかです。対応していれば、次にSSDとメモリの容量、ノートパソコンならバッテリーの状態を見ます。最後に保証の内容とOfficeのライセンスを確かめておくと、購入後の困りごとを減らせます。

この記事では、中古パソコンを買う前に確認したい点を、店頭とネット通販に分けて順番に説明します。

Windows 11に正式対応しているかは、CPUの型番で確認します

これから中古パソコンを買うなら、Windows 11に正式対応した機種を選びましょう。

Windows 10のサポートは、2025年10月14日に終了しています。Windows 11に対応していない機種はWindows 10のまま使うことになり、ESUに登録しても更新を受けられるのは2027年10月12日までです。Windows 10のパソコンをどうするかは、Windows 10のサポート終了後、今のパソコンはどうすればいい?をご覧ください。

Windows 11に対応しているかどうかは、主にCPUの世代で決まります。目安は、インテルのCoreシリーズなら第8世代以降、AMDのRyzenなら2000シリーズ以降です。

世代は、型番の数字で分かります。「Core i5-8250U」なら、ハイフンの後の「8」が第8世代を表します。第10世代以降は「Core i5-10210U」「Core i5-1135G7」のように、最初の2桁が世代です。

「Core i7」の表示だけでは、新しさは分かりません

i3、i5、i7の違いは、同じ世代の中での性能の段階を表しています。そのため、第4世代のCore i7はWindows 11の対象外で、第10世代のCore i3は対象になる、ということが起こります。値札の「i7」は、世代の数字とあわせて見るようにしてください。

「Windows 11搭載」の表示だけで判断しないようにしましょう

条件を満たさない古い機種に、Windows 11をインストールして販売している場合があります。今は問題なく動いていても、Microsoftのサポート対象外のため、今後の更新を受けられないことがあります。

型番を見ても分からないときは、Microsoftの「PC正常性チェック」で確認できます。店頭で買う場合は、正式な対応機種かどうかを販売店に確かめましょう。

SSDは256GB以上、メモリは8GB以上を基準にします

CPUの次に確認したいのは、データを保存する部品(ストレージ)とメモリの容量です。

保存する部品は、HDDよりSSDを選びましょう

HDDは、中の円盤を回してデータを読み書きする部品です。そのため、起動やソフトの立ち上がりに時間がかかります。SSDは円盤を使わないので、同じパソコンでも動作が速くなります。

容量は、256GBあれば普段使いには足ります。写真や動画をたくさん保存する方は、512GBあると余裕があります。

注意したいのは、「SSD搭載」と書かれていても、容量が128GBしかない機種です。Windowsだけでもかなりの容量を使うため、写真や更新ファイルがたまると空きが足りなくなります。大型アップデートの際に、空き容量が足りず更新が進まないこともあります。

メモリは8GBあると、Windows 11を普通に使えます

メモリの容量は、同時にいくつの作業をこなせるかに関わります。4GBでも起動はしますが、ブラウザーで複数のページを開くと動作が重くなりがちです。

薄型のノートパソコンには、メモリが基板に直接付いていて、後から増やせない機種があります。4GBの機種を選んで後で増やすつもりなら、増設できるかを購入前に販売店に確認してください。

増設できる機種なら、当店でのメモリ増設は作業費3,300円〜に基本料金3,300円がかかります。メモリ本体の代金は、容量によって変わります。

ノートパソコンを持ち歩くなら、バッテリーの状態も確認しましょう

ノートパソコンを外で使う方は、バッテリーの状態を確認しておきましょう。劣化が進んでいると、電源コードを抜いてすぐに電池が切れてしまうことがあります。家で電源につないだまま使うなら、それほど気にしなくても構いません。

店頭で買う場合は、新品のときと比べてどのくらい容量が残っているかを販売店に尋ねてみてください。自分で確認する場合は、Windowsの「バッテリーレポート」で、設計上の容量と現在の満充電容量を比べられます。作り方は、ノートパソコンのバッテリーを長持ちさせる使い方と、交換時期の見分け方で説明しています。

劣化していても、交換用のバッテリーが手に入る機種なら交換できます。当店でのノートパソコンのバッテリー交換は、作業費5,500円〜に基本料金3,300円がかかります。部品代は機種によって異なるため、お見積りでのご案内です。

店頭で選ぶなら、Windowsの画面と本体の状態を確認します

実物を見て買える場合は、ここまでの内容の多くをWindowsの画面で確認できます。販売店にひと言断ってから、次の順に見てみましょう。

  1. 「設定」→「システム」→「バージョン情報」を開き、「プロセッサ」でCPUの型番、「実装 RAM」でメモリの容量を確認する
  2. 同じ画面の「Windows の仕様」で、エディション(Windows 11 Home など)を確認する
  3. 「設定」→「システム」→「ライセンス認証」で、「アクティブ」と表示されているかを確認する
  4. 「Ctrl」+「Shift」+「Esc」キーでタスクマネージャーを開き、「パフォーマンス」の「ディスク」に「SSD」と表示されているかを確認する
  5. 「設定」→「システム」→「ディスプレイ」で、「ディスプレイの解像度」を確認する

表示名は、Windowsのバージョンによって少し異なる場合があります。見つからないときは、販売店に聞いてみてください。

本体は、手で触って確かめます

画面以外の部分は、実際に触って確認します。次の点を見ておくと、買った後の不具合に気づきやすくなります。

  • キーボードのすべてのキーが反応するか、印字がすり減っていないか
  • 液晶に明るさのむらや、点灯しない点がないか
  • 画面を開け閉めしたとき、ヒンジ(ちょうつがい)がぐらつかないか
  • USBの差し込み口、Wi-Fi、カメラ、スピーカーが使えるか

ACアダプターの確認も必要です。付属していない場合や、その機種に合わない互換品が付いている場合があります。出力が合わないアダプターは、充電できないだけでなく、故障の原因にもなります。純正品か、同じ出力のものかを確かめてから持ち帰りましょう。

保証の内容とOfficeのライセンスは、購入前に確認しておきましょう

保証やライセンスは、購入後に不具合が出たときの負担に関わります。聞きにくいと感じても、買う前に確かめておくことが大切です。

保証の期間と対象を確認します

確認したいのは、保証の期間、対象になる不具合、不具合が出たときの連絡先です。バッテリーやACアダプターなどの消耗品は、保証の対象外になっている場合があります。

保証の内容をはっきり答えられない販売店は、避けたほうがよいでしょう。中古品を販売するには古物商の許可が必要で、許可番号は通常、店頭やサイトに表示されています。

Officeは、正規のライセンスかを確認します

WordやExcel(Microsoft Office)が付いている場合は、正規のライセンスかどうかを確認しましょう。Wordを開いて「ファイル」→「アカウント」を表示すると、製品名とライセンス認証の状態が分かります。

Microsoft 365のように月額や年額で支払う製品は、使う人が自分のMicrosoftアカウントで契約するものです。前の持ち主や販売店の名義のまま使う形になっていないかも、確認しておきましょう。

極端に安いプロダクトキーが付いた商品は、当店ではおすすめしていません。出どころの分からないOfficeが入った機種より、Officeなしの機種を買って、必要なときに正規品を用意するほうが安全です。

フリマやネット通販で買うなら、届いた後の確認が欠かせません

フリマアプリやネット通販は価格が安い反面、個人どうしの売買では保証がないことがほとんどです。届いてから不具合に気づいても、返品に応じてもらえるとは限りません。

写真だけでは、バッテリーの劣化やキーボードの不具合は分かりません。説明文にCPUの型番、メモリ、SSDの容量が書かれていない商品は、候補から外すのがよいでしょう。

前の持ち主の情報が残っていないか確認します

初期化されないまま、前の持ち主のアカウントやデータ、ソフトが残った状態で届く場合があります。何が設定されているか分からないため、そのまま使い続けるのは避けてください。

届いたら、使い始める前に次の点を確認します。

  1. 「設定」→「アカウント」で、自分以外のユーザーが残っていないかを確認する
  2. 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」で、用途の分からないソフト、特に遠隔操作のソフトが入っていないかを確認する
  3. 「設定」→「Windows Update」で、更新が表示されなくなるまで適用する

前の持ち主の情報が見つかった場合は、ライセンス認証が「アクティブ」になっていることを確かめてから、Windowsを初期化して使い始めると確実です。

使い方が決まっていれば、必要な性能を絞り込めます

ここまでの基準は、どの使い方にも共通する最低限の目安です。何に使うかが決まっていれば、次のように絞り込めます。

使い方CPUメモリSSD
ネット、メール、LINEのパソコン版Windows 11対応のCore i3以上8GB256GB
写真の整理、WordやExcelでの仕事Windows 11対応のCore i5以上8GB以上(できれば16GB)256〜512GB

動画の編集やゲームが目的の場合は、一般的な中古ノートパソコンでは性能が足りないことがあります。用途によっては、新品も含めて検討しましょう。

今のパソコンを直して使う方法もあります

今のパソコンがWindows 11に対応していて、遅さの原因がHDDだけなら、SSDへの交換で使い続けられる場合があります。当店でのSSDへの交換は作業費5,500円〜で、基本料金3,300円と部品代がかかります。診断して見積りにご納得いただいてから作業し、キャンセルの場合は基本料金のみです。

修理と買い替えで迷う場合は、パソコンは修理と買い替え、どっちが得? 修理店が考える費用の分かれ目もご覧ください。

当店の中古パソコンは、新品SSDに交換して販売しています

当店では、点検と整備をした中古ノートパソコンを販売しています。新品SSDに交換した13〜15インチのノートを、店頭に常時10台以上そろえています。前の持ち主が使っていた記憶装置を、そのまま次の方にお渡ししないためです。

在庫は、中古パソコンの一覧でご覧いただけます。一覧にない機種でも、ご要望に合った中古パソコンをご用意できます。使い方とご予算をお知らせください。

購入とあわせて、データ移行やメール、プリンターの設定もお受けしています。今のパソコン、プロバイダーの設定書類、プリンターの機種名を用意しておくと、作業を進めやすくなります。移すデータの選び方は、新しいパソコンへのデータ移行、自分でできる範囲とお店に頼むときをご覧ください。

よくあるご質問

Q. 中古パソコンは何年くらい使えますか?

A. 機種の状態や使い方によって変わります。Windows 11に正式対応していて、SSDとメモリの容量が足りていれば、数年は使える場合が多いでしょう。

Q. Windows 10の中古パソコンを、Windows 11にしてもらえますか?

A. Windows 11の条件を満たしていれば、アップグレードできます。当店での作業費は11,000円〜で、基本料金3,300円がかかります。条件を満たさない機種は正式な方法ではアップグレードできないため、購入前に対応を確かめておきましょう。

Q. 中古パソコンを買うとき、今のパソコンのデータも移してもらえますか?

A. はい、お受けしています。古いパソコンが起動しない場合も、中のHDDやSSDの状態を確認したうえで、データを取り出せるかをお伝えします。

中古パソコン選びで迷ったら、確認からお手伝いします

中古パソコンは、Windows 11への正式対応、SSDとメモリの容量、バッテリー、保証とライセンスを確かめて選びます。値札の言葉だけで決めず、型番と中身を確認することが大切です。

佐世保で中古パソコンを探している方は、PC-FIX SASEBOへご相談ください。店頭の機種だけでなく、今お使いのパソコンを直して使えるかも含めてご案内します。

この記事を書いた人

PC-FIX SASEBO 店主 坪根 篤

パソコン修理歴は20年以上になり、現在も年間200台以上の修理を担当しています。佐世保市福石町の店舗で、メーカーを問わず、自作パソコンまで店内で修理しています。店主紹介

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